行事報告
2024/12/19行事報告
日本大学商学部校友会 創立50周年記念式典・祝賀会を開催
2024年9月28日(土)、日本大学商学部校友会の主催により、創立50周年を祝う記念式典・祝賀会が、東京都新宿区のハイアットリージェンシー東京・センチュリールームにて盛大に開催されました。
当日は、日本大学の教職員や関係者、校友会、在学生など、全国から136名が集い、賑やかに幕を開けました。
記念式典
午前11時に開始された式典には、来賓として林真理子日本大学理事長、大貫進一郎日本大学学長、大谷喜一日本大学校友会会長、長谷川勉商学部長、木﨑孝之助商学部事務局長、吉原令子商学部次長、商学部校友会から山本裕二商学部校友会長が登壇しました。
式の冒頭では、日本大学校歌の斉唱が行われた後、今年元日に発生した能登半島地震などの災害に対する黙祷が捧げられました。
山本裕二会長は挨拶の中で、過去50年間にわたり偉大な先輩方が築き上げてきた学生支援の取り組みに対する感謝の気持ちと、砧キャンパスへの恩返しを次世代に引き継ぎたいという思いを語りました。
来賓挨拶では、長谷川勉学部長が、商学部校友会が50年にわたって続いてきた理由として、一人ひとりが名もなき仕事を担い、互いに支え合いながら繋がりを築いてきた点にあると強調されました。
続いて、林真理子理事長は、校友会が主催するイベント「歴史散歩」に言及し、自身が原作を手掛けた大河ドラマ『西郷どん』に関連する地を巡る回があり、身近に感じたこと、また、校友会のメンバーと在学生が親しく交流する機会があることを嬉しく思ったと話されました。大貫進一郎学長、大谷喜一校友会会長も、それぞれ祝辞を述べられました。
式典では校友会から商学部へ500万円の寄贈が行われ、留学を目指す学生の支援にも活用される予定です。
祝賀会
式典終了後、祝賀会が開催されました。
山本会長は挨拶で、林理事長、大貫学長、大谷会長ら多くの重鎮が参加するこの場を活かし、交流を深めてほしいと呼びかけました。続いて、武居弘市経済学部校友会長が祝辞を述べ、経済学部と商学部の兄弟関係に触れつつ、今後も両学部が協力して学生支援に取り組む重要性を語りました。
祝賀会のハイライトである鏡開きでは、旭食品株式会社相談役であり校友でもある竹内康雄氏の協力を得て、土佐の銘酒「酔鯨」の樽が用意されました。来賓の方々とともに盛大な掛け声で鏡が開かれ、木﨑事務局長の乾杯の音頭で、和やかな雰囲気の中、歓談が始まりました。50周年記念の引き出物には、「輪島キリモト」の漆塗り箸が選ばれました。この特別な贈り物は、校友であり漆芸家の桐本滉平氏が能登半島地震という厳しい状況の中、懸命に取り組み、記念日までに完成させてくれました。その想いと職人技が詰まったこの箸は、50周年を迎える喜びと感謝を象徴する、心温まる品となりました。
商学部校友会50周年記念のテーマは「50年の歩みを大切にし、次世代へ繋げる手作りの祝賀会」。記念誌作成や式典、祝賀会など3年をかけて準備されたものです。その中で、参加者を楽しませるためのアトラクションが2つ企画されました。
まず、商学部准教授の金指崇先生によるピアノ演奏が披露され、クラシックの名曲3曲が奏でられました。華麗な音色が会場を包み込み、デザートタイムが優雅なひとときとなりました。
次に、若手校友会幹事による活動報告と応援歌斉唱が行われました。21名の若手幹事が、OBOG訪問イベントや歴史散歩、学生団体との交流など、校友会への参画に対する思いを語りました。応援団経験のある幹事が指揮を執り、日本大学応援歌「花の精鋭」を全員で斉唱。手拍子が会場に広がり、熱気あふれる場面となりました。
最後の閉宴の辞では、フマキラー株式会社代表取締役社長の大下一明副会長が挨拶を行い、『次世代へのバトンタッチ』というテーマに込めた「笑顔」の大切さを強調しました。未来を築くには前向きな気持ちと笑顔が必要であり、そのバトンを次世代へ繋げていこうと述べられました。そして、「日大に栄光あれ!」という力強い一言で締めくくられ、この記念すべき一日は次の50年に向けた新たな希望とともに、参加者全員に連帯感と未来への期待を抱かせるものとなりました。
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